平成19年飯野八幡宮 火災防御訓練実施要綱
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1、 目的
この訓練は、第51回文化財防火デー行事の一環として、貴重な文化財を火災から守るため、消防機関及び飯野八幡宮関係者が一体となり実施することにより、有事即応体制の確立と文化財保護思想の普及、並びに地域住民の防火に対する意識の高揚を図ることを目的とする。
2、 実施日時
平成19年1月21日(日)午前8時30分〜9時30分
3、 実施場所
いわき市平字八幡小路84 飯野八幡宮とその周辺
4、 参加機関
いわき市消防団第一支団(44名)
いわき市平消防署(13名)
いわき市総務部消防防災課(3名)
飯野八幡宮(5名)
福島総合警備保障鰍「わき支社(3名) 計 67名
5、 訓練想定
午前8時50分頃、飯野八幡宮敷地南西側の儀式殿から、火災が発生し、隣接する国指定重要文化財への延焼拡大する恐れが大になった。
飯野八幡宮の関係者は、直ちに119番通報、移報を受けた警備保障会社と協力し初期消火にあたるとともに、延焼防止を図る。また平消防署隊、消防団第一支団隊は付近の消火栓・防火水槽に部署し、消化活動及び延焼阻止にあたる。
6、 訓練種目
1 現場本部設置訓練 (消防署・消防団)
2 通報訓練 (飯野八幡宮)
3 初期消火訓練 (飯野八幡宮・福島総合警備保障)
4 消化訓練 (消防署・消防団)
訓練項目及び実施内容等
広報 8:30〜8:45
◎地域住民に、文化財の保護を目的とした消防訓練の広報を行う。「こちらは、平消防署です。本日、文化財防火デーの一環として、8時40分から9時30分まで、飯野八幡宮で訓練を行います。サイレンが鳴りますが火災ではありません。」この訓練は、文化財を火災から守る訓練です。ご協力をお願いします。
案内及び車両誘導 8:30
◎車両誘導員は、所定の位置につく。
待機場所集合 8:40
◎出動隊は、所定の場所で待機する。
火災発生 8:50
◎状況 「飯野八幡宮関係者が社務所で執務中に受信機が作動。現状確認したところ、儀式殿の湯沸室より出火、延焼中であった。」
◎発煙筒点火
現場本部設置 8:50
◎現場本部を八幡宮会館西側に設置する。
訓練開始申告 8:51
◎訓練分団長は本部長へ申告する。
「只今から、飯野八幡宮火災防御訓練を開始します。」
通報 8:52
◎119番通報 「119番の通報要領」 消防「はい119番です。火事ですか?救急ですか?」 通報者「訓練火災です。」 消防「場所はどこですか?」 通報者「平字八幡小路84番地飯野八幡宮です。」 消防「飯野八幡宮のどこが燃えていますか?」 通報者「儀式殿の湯沸室より出火して、延焼中です」 消防 「はい、わかりました。」
初期消火 8:53
◎ 通報後、飯野八幡宮自衛消防隊は、本殿北側及び西側放水銃で、また警備保障会社は、屋外消火栓を 使用し、火勢鎮圧及び延焼阻止にあたる。
出動 8:53
◎ 指令課から平署出動隊及び出動団隊へ無線指令をする。指令内容「訓練火災指令 平字八幡小路84番地、飯野八幡宮儀式殿より出火、延焼中。平消防隊消防団隊出動。」
部署位置及び防御体制 8:55
◎平12号車 六人町市営住宅南側防火水槽に部署、ホースカーに より、65ミリホース10本を延長し、拝殿南側で 水幕ホースにより防御活動にあたる。
◎1分団1号ポンプ車 たかつき保育園前に部署し、65ミリホース8本延長し楼門東側に部署した1分団2号ポンプ車へ中継送水する。
◎1分団2号ポンプ車 楼門東側に部署し、65ミリホース1本延長し二又分岐金具を使用、50ミリホース2線延長し、1線 (1本)は、儀式殿の消化活動、他1線(2本)は 拝殿の西側から防御活動にあたる。
◎4分団ポンプ車 飯野八幡宮事務所東側消火栓に部署、65ミリホース 7本延長し、拝殿南側で防御活動にあたる。
放水停止 9:00
◎無線指令及びサイレン吹鳴
終了申告 9:01
◎訓練分団長は本部長へ申告する。
「飯野八幡宮火災 防御訓練を終了しました。」
撤収 9:02
◎撤収後、車両を飯野八幡宮東側駐車場へ移動する。
閉会式 9:15
◎各隊は閉会式場の飯野八幡宮西側広場に集合する。
解散 9:30
◎解散する
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